世の中にはたくさんの弱者が存在しています。
私は社会的弱者の家族です。
障害児を生んで私も社会的弱者にカテゴライズされました。
また、私も社会的弱者だと自分で自分を差別して生きてました。
『R・E・S・P・E・C・T リスペクト』ブレイディみかこ著
この本が私に与えた影響は計り知れません。
これを読んでたくさんの思いが頭を駆け巡りました。
私の中である化学反応が起きて、今までとは違う自分が見えてきました。
私たちの存在を認めて欲しい。
私は今まで社会運動は他人事だと思って生きていました。
やっても何も変わらない、自分たちには何の力もない。
人に支配され、長いものに巻かれて生きるのが賢い生き方。
そう思い込んで諦めて生きてきました。
今まではそう生きても不自由ではありませんでした。
私が社会的弱者ではなかったから・・・
でも、社会的弱者である今は生きている心地がしません。
私が自分たちの存在を消そうとして生きているからです。
存在を認めてもらえていないと思っているから、生きている心地がしないのでしょう。
パンも必要だけれど、薔薇がないと生きられない。
本の中で一番心を動かされたフレーズです。
私たち親子は他の方々と同じ人間です。
心の底から一番求めているものは人としての尊厳。
生まれてきた限りは生を全うするまで、人としての尊厳を失いたくはありません。
自分に誇りを持って生きていきたいのです。
諦めてはいけない!
世の中には様々は社会運動がおこなわれています。
今までの私はこう思って見ていました。
「足るを知る」を知らない方々なのかなあ・・
どんな社会運動も根底にあるものはこれなのではと思いました。
私たちの存在を認めて!排他しないで!同じ人間です!
もちろん、何かを勝ち取るための社会運動だとは思いますが、
根底にあるのは弱者の立場の方々のこういう心の叫びだと思います。
根底にあるのは弱者の立場の方々のこういう心の叫びだと思います。
私は今まで何もせずに黙って見てました。
息を凝らして静かにひっそりと生きていけば、今のままでも生きていられるから。
息を凝らして静かにひっそりと生きていけば、今のままでも生きていられるから。
自分は何もできない、世の中がそんな簡単に変わるわけない。
子どもの不登校問題も同様に考えてました。
元を正せば学校に行けないうちの子が一番悪い。
教育制度はそんな簡単に変えられるものじゃないでしょ。
主流になれない私たちが悪いんだよね・・・・
教育制度はそんな簡単に変えられるものじゃないでしょ。
主流になれない私たちが悪いんだよね・・・・
でも、行政は国民全員のためのものでなければいけません。
全国民が自分らしく生きられるようにすることは政府の仕事です。
全国民が自分らしく生きられるようにすることは政府の仕事です。
他の方たちのように自分たちの存在を訴えるべきだと強く思います。
私たち親子は目の前にレールが敷かれていない道を歩いています。
将来、どんな未来が待っているのか想像が及びません。
だからこそ、人としての尊厳を守れるよう自分の意志を訴え、
自分たちの道を切り拓いていこうと思います。
将来、どんな未来が待っているのか想像が及びません。
だからこそ、人としての尊厳を守れるよう自分の意志を訴え、
自分たちの道を切り拓いていこうと思います。
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