障害児育児が辛くて泣いてました<2>

障害児育児<乳児・幼児期>
子どもが障害児で不登校になり、ついには離婚まで。
何とも言えない感情に襲われ失意のどん底に落ちていました。

 

人生で起こることは無駄なことはなく、
そこで見舞われるアクシデント、不幸には必ず意味がある。
過去を振り返る余裕が出来るまでは、
この言葉をただの綺麗事だと忌み嫌っていました。
予定調和な人生を一生送れる人はいないと分かってはいながらも、
「どうして私だけ苦しい人生を送らなければならないのか」と
人生の不公平を嘆き悲しんでいました。

苦しい渦中で一つだけ信じていたこと

私はヤングケアラーとして生きてきた過去があります。
介護はとても大変でしたが、私はきちんと外で働き、友達と遊び、
介護と自分のプライベートの両立は出来ていたように思います。

 

ヤングケアラーと似たような状況が私の人生に再度降りかかってきました。
私の障害児育児は高齢者介護をしていた時より抜き差しならない状況です。

 

それでも私は「絶対になんとかなる」と信じてました。

「何とかなる」という言葉は言霊としてよく使われます。
この「何とかなる」という概念を悟り、信じることが出来たから
私は生きることを諦めなかったのだと思います。

 

「何とかなる」という概念をヤングケアラーだった経験から得て、
その概念が私には理解できていました。

 

どんなに困難な状況や苦難もいつかは絶対に消えてなくなります。
今の状況は永遠には続かないということを私は実体験しているのです。

自分なりに今まで自分の人生を真面目に生きてきて、
そこから得たことは自分を信じる力「なんとかなる」の概念です。
ヤングケアラーとしての経験から
「何とかなる」を心の底から信じられるようになった結果、
自分を信じる力と相重なって私の自己効力につながっていると思います。

 

 

自分の人生の意義を探す

自分の人生の意義を探すために私は本を読み漁りました。
人生のどん底の底辺をさまよっている時は読書をする気力も出ない。

兎にも角にも自分を不幸だと思いたくなかったので、
動画を見てただ笑って過ごしていた日々も長かったです。

 

寝ている間にだけ自分の置かれている状況を忘れることが出来たため
人生のどん底期に私は寝ることにとても執着していました。
誰に何と言われようが寝たいときには寝て自分を労ってました。

私は寝ることによってだいぶ救われていると思います。
寝てエネルギーを蓄えた私は読書を始めるようになりました。

 

障害児の親という重い十字架を背負った自分の人生を受け入れられず、
「自分が生きる意義」を見いだせなくなっていたので、
他人に教えを乞うしかないと読書に傾倒するようになりました。

「人生のどん底まで落ちた時に読む本」として紹介されているものは
すべて読んでいると思います。

 

今まで読んだ中で一番心に残っているのは、
ナチスの収容所で得た体験をもとに出版されたフランクルの著書「夜と霧」です。

この本は運命との向き合い方、絶望感で将来に希望が持てなくても希望を持って生きることの大切さを説いています。

 

著者の実体験を通じ、極限状態でも人間は希望を持ち続けることが出来、その希望こそがまた生きる力となることを悟りました。

 

私はまだ自分の生きる意義をはっきりと見つけることが出来ていません。

今も昔も私の子育ての状況は大して変わっておらず、
変わったのは私の心理状況だけです。
今は力尽きないようにすることだけを心掛けて育児しています。
なりたい自分になれない人生を悲しみ嘆くのではなく、
与えられた状況の中で自分の人生をどう生きるかを探求する先に
自分の人生の意義を見つけられたらいいなと思っています。

 

今後、自分に更なる苦悩や絶望が押し寄せようとも
「どんな極限状態でも一縷の希望を手放さない者だけが生き延びた」
フランクルが残した教えを心の支えに生きていくつもりです。

 

 

 

コメント

  1. コダイラカツラ より:

    名書ですよね、私も中学生の時に読みました。
    生きて収容所を出た人とそうでない人の違い、、生きたいというより強い意志があったかどうかだと、、
    私ならきっと諦めてしまっただろうなと思ったことを覚えています。
    死ぬことより生きる事のほうにこそ、より理由が要ると思いました。

    もし、時間がありました、
    上海の長い夜、という本も読んでみて下さい。
    文化大革命に巻き込まれた特権階級の女性の実話です。当時の中国人として、珍しくリベラルで聡明な女性の著者です。
    文化大革命について分析されてる本ですが生きる指針になりうる本だと思います。

    • yolo yolo より:

      コメントありがとうございます。

      この本に出会えたことが私の人生の意義の一つだ
      と思ったほどに心の琴線に触れた本でした。

      人生の意義を自分から問うこと自体がナンセンスだ
      人生から問われているのだという考えにも目から鱗です。

      おすすめしていただいた本も時間を作って読んで見たいと思います。
      ありがとうございました。

      いい一日をお過ごしください。

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