離婚の話が出て、1か月半後に離婚成立

離婚回顧録

私たち元夫婦は、離婚における話し合いというものを
全くせずに離婚しました。

私たちは話し合いのできない夫婦関係だったのです。
この関係は結婚準備期から始まっていました。

どちらかが悪いというわけではないと思ってます。
心に引っかかることがあるのにもかかわらず、
自分の気持ちに蓋をしてしまったことで
私たちの歯車はどんどん噛み合わなくなってきました。

離婚を考えた決定的な出来事は、
元夫が私を嫌うようになり外で遊びだしたこと
でした。

そのことを隠しているつもりでいたのでしょうが、
私はとても敏感な人間なのですぐ気づいてしまいます。

外で遊ばれているという心証だけでしたが、
離婚後にきちんとした確証を得ました。

彼一人が悪い訳ではありません。
遊ばれる前から元夫に対して冷めた感情しか持ってませんでした。
私に気持ちがないので、外で遊ぶようになったのかも知れません。

 

私は離婚する過程で誰にも相談しませんでした。
義両親に離婚の挨拶さえしてません。

義両親と話しても元夫の悪口しか言うことがなかったので、
会っても無駄だと思ってました。

 

自分のことをすごく傲慢な人間だなと思ったことがあります。

元夫は経済力がなかったので、
彼の学費、永住権に必要な費用、自分の車を私が工面し,
彼と義両親の望む結婚式を挙げることに協力しました。

あまりにも相手側に都合よく話が進むので、
異議を唱える親族もいましたが、言い繕って納得させました。

金銭的に大変でしたが、私に結婚できるという希望を与えてくれた
唯一の人だったので、その配慮が嫌だと思ったことはなかったです。

でも、心の中ではずっと恩着せがましく思ってました。

離婚しようと思ったとき、
私は結婚生活にベストを尽くしたから、
誰に何も言われたくないし、言う権利もない!
そう思い結婚生活を自己完結してしまいました。

私は元夫も信じられなくなっていた上、
義家族を全く信用していなかったのです。

自分が勝手にしたことを恩を着せて、
離婚を決めた途端、結婚して出来た人間関係を遮断してしまった。

 

私に至らない点はそれ以外にも沢山ありますが、
何もかもをすべて一人で背負ってしまう
ことが私の最大の欠点であり、結婚に不向きな理由です。

離婚後に元夫から何回も復縁を求められていますが、
断固として断り続けてます。

元夫は全ての問題を一人で抱え込んで解決する
私が好きだったのだろうと思います。

でも、私はそういう生き方はもう止めたいと誓いました。

私は幼いころから人間関係に関しては受け身の姿勢です。
友人関係の形成、結婚に至るまでの過程において、
今振り返ると自分が望んでいたのではなく、
相手に望まれていた上で成り立っていた関係だったと思います。

私は友人を欲していなかったし、
結婚に憧れてはいましたが、
彼と結婚したくて結婚したわけではない気がします。

 

結局は私のコミュニケーション力不足が招いた離婚でした。

 

 

 

 

 

 

 

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