私の結婚、どこを間違えたのでしょうか <結婚前>

結婚回顧録

複雑な家庭環境と結婚願望はとても相容れないもの。
家庭環境を変えたくて結婚に憧れていたのですが、
その反面、先の見えない介護生活で結婚を諦めるようになりました。

20代の男性が付き合っている女性の家庭のことまで
考えたくないし考えられないのは当然です。
それを相手に望むのことはとても酷で、相手に求めるべき
ではないと自分に言い聞かせてました。

自分が置かれた状況で生きるしかなかったので、
こういう選択をしてそれまで生きてきました。
こんな世界に自分から進んで足を突っ込んでいく
勇気はないと思うのが一般的な人だと思います。
(実際にそう言われたこともあります)

恋愛をしてもその先から苦しくなり、
「私は結婚はしない方がいいんだろうな。」
と考えるようになっていきました。

そう思うとどんどん生きてることが辛くなり、
「自分の人生を生きなきゃだめだ。」
大学にもう一度行き直そうと考えるようになりました。

大学受験に最善を尽くせなかったことを後悔し続けていて、私の人生の中でとても心残りな出来事だったからです。

 

家を出て海外の大学に通う間はとても充実した毎日でした。
家族に対する恨みつらみをすべて昇華することが出来た
私の人生の中で一番楽しく有意義だった時期でした。

 

でも、時々ふと実家にいる父親のことが脳裏をよぎります。
結局は4年で大学を卒業すると同時に日本に帰国しました。
卒業が自分の中の目標だったので、一区切りついたところで
現実に目を向け日本へ帰国することを何の躊躇いもなく決めました。

何も言わずに送り出してくれた家族に初めて感謝するようになり、
この4年間の留学生活の思い出に今でも私は支えられてます。

 

この4年間の間に私は韓国人の元夫と出会いました。
私の家庭環境に動じなかった人は彼が初めてでした。

 

父親のことが気になるので日本に帰国すると言えば、
「僕が後から日本に追いかけて行くから、日本に帰ればいいよ。」
と言ってくれたのがすごく嬉しかったです。

この人を逃したら私は一生結婚しないだろうと思い、
私は経済力のない元夫と結婚しました。

 

プロポーズもされてません。
ある日突然、両親に私のことを話したと言われました。
「付き合っている日本人の彼女がいて、結婚するつもりだ」
と両親に告げたと事後報告されました。

 

今思うと結婚前に沢山の違和感を感じているのですが、
その当時はその違和感を見て見ぬふりをしてました。

 

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